Σの計算
ここでは多項式と累乗のΣ計算を早くする方法、というか気を付けるポイントを紹介します。
まず Σ(多項式) から説明します。
大抵はmaxで3次式が出てきますが言いたいことはこれに尽きます。
つまり、1次式 ( ck + d ) 部分はΣを使わずに等差数列の和の公式を用いて解け!てことです。
このことを意識して ( -4k2 + 22k + 12) のkが1~nまでの和を求めましょう。
というようにいつもより早く求まります。
あーでも3、4行目は省けるな。
次はk = 1~n までの 2k+3、3k-2 などを和を求めやすいように変形します。
大事なことは
です。
例えば
と変形します。
また、指数が ak + b かつ a ≠ 1 の場合は
とします。
実際に計算すると
と、つまづくことなく計算できました。
練習問題はこちらからどうぞ。