比例と反比例・関数
今度は比例と反比例をやっていきます。
…が、その前に数学やってる感をめっちゃ与えてくる「関数」について触れます。
その前に勤務年数と総収入の関係を調べてみましょう。
年収400万(スゴくない?)、かつ増減しないとします。
上の表について、勤務年数をx年、総収入をy万円とします。
すると、2年で800万、3年で1200万、5年で2000万、…というように、x , y は色々な値をとります。
この x , y のように、様々な値を取る文字を変数といいます。
また、下のことが言えます。
2つの変数x,yがあり、変数xの値を決めると、それにともなって変数yの値もただ1つに決まるとき、yはxの関数である。
変数 x = 3 とすると変数yの値は1200, x = 5 のときy=2000…ですからx年働いて得られる総収入をy万円とするとyはxの関数である、と言えます。
22歳の時に入社、60歳で退社すると勤務年数は0年から38年です。
したがって変数xの取りうる値の範囲は0以上38以下です。
このような、変数の取りうる値の範囲を、その変数の変域といいます。
それは不等号を用いて
0≦x≦38
と表します。
また、yの変域は
0≦y≦15200
です。…入社初日に会社をバックれたら総収入は0円なので。