正負の数の除法
除法、つまり割り算は乗法で学んだことが頭に入っていればカンタンです。
例えば (+5) ÷ (-4) は、5 ÷ 4 = 5× (1/4) としたように、
と計算、つまり割り算を掛け算に直せば良いからです。
5 ÷ 4 を 5 × (1/4) としましたが、4 , 1/4 において、
4 × (1/4) = 1 が成り立ちます。
このように、ふたつの数の積が 1 のとき、一方の数を他方の数の逆数といいます。
乗法と除法がミックスされた式では、乗法のみの式に直して計算します。
これまでに加法、減法、乗法、除法を見てきました。
これら4つをまとめて四則といいます。
次に、四則の混じった計算を考えます。
つまり優先順位は下の通りです。
()の中、累乗 → 乗法、除法 → 加法、減法
てなわけで小学校でやってきた計算を負の数を含めるとどうなるか?を見てきました。
次回は一般化された数字、すなわち文字 a , b , x , yなどを用いた式について考えていきます。