展開・4の巻
第1項は ( 項数3 )× ( 項数3 ) 、そして第2項は文字数が2で項数が3の厄介な展開。
旧帝大文系の方は今回の展開は正答出来て欲しいですね。
定積分したら何か文字が複数あって最大値最小値を求める、てときにがっつり展開させられたりします。
大学生や社会人、あと小中学生もやっても構いません、良いヒマ潰しの道具として使えますから。
登場する文字が2つ以上あるときは、特定の1文字について整理するのが定石です。
今回は a を変数、b を定数扱いにしました。
つまり、(与式)= f(b) と見ました。
しかし見直して思った、これ b を変数と見てたら第2行は省けていたなぁ。
4行目に波線部「~」がありますが、これは
( b2 + b + 1/3 )( a2 + a + 1/3 )
を簡略化したものです。
計算用紙に計算するとして時間を1秒でもムダにしないためにどうするべきか、が当サイトでの計算解説モットーなのでそのようにしています。
態々(これで わざわざ と読む)おんなじものを書いてらんないしね。
後は展開して 1 / 12 でくくるとキレイな式が答えとして得られます。
愚直に展開すると15もの項が出現、かつ文字数が2ということで難易度を5段階に分けたとすると4と5の間、ぐらいに評価しました。