しっしーのお計算ん向上委員会

計算の解説に究極特化してます。計算は、すっごくたのしい遊びだよ!!

通分・47の巻

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正の数を前に、負の数を後ろにしました。

 

そのときに - 1/2 - 1/6 を計算しています。

 

1/3 + 1/5、 -1/4 - 1/6を計算して3行目の式を得ます。

 

1 - 11/12 を計算、最後に 8/15 + 1/12 を計算して終了です。

 

それだけのどうってことのない通分です。

 

が、積分(理系)を最後まで終わらせてる人ならピンとくるかもしれません。

 

それもそのはず、与式は分子が1、分母が自然数かつ1ずつ大きくなるようにした交代級数を途中で切ったものです。

 

分母を限りなく大きくすると

1 - 1/2 + 1/3 - 1/4 +・・・= log2

つまりlog2に収束します。

 

しかもこの値にはメルカトル級数という名称が与えられています。