通分・6の巻
こういうの、イヤらしいわ~
文字が2つ出ちゃったよ。
4行目、その下にあるメモに注目。
( x + y + 2xy )( 1 + x + y ) 、コレ普通に計算したら9回も展開させられるんですよ。
しかも式を見るに( 1 + x )( 1 + y )( 1 + x + y )も後で展開することが確定しています。
何回も展開していたらどっかで間違えちゃう、なので文字が複数あるから特定の1文字についての多項式と見る作戦でいきましょう。
今回はyについての式と見なし、xは定数扱いにして
( x + y + 2xy )( 1 + x + y )
= { ( 2x + 1) y + x }{ y + ( x + 1 ) }
と見て f(x) y2 + g(x) y + h(x) という形にします。
5行目も同様にして計算します。
いや~、繰り下がりが無くてほんっとうにありがたいですね。
作問者に感謝感謝です(いつぞやのプロアクティブCM)!
で、xyでくくって7行目の答えが得られます。
計算が終わって気になることが出てきまして、与式を
x / ( 1 + x ) = 1 - 1 / ( 1 + x )
y / ( 1 + y ) = 1 - 1 / ( 1 + y )
( x + y ) / ( 1 + x + y )
= 1 - 1 / ( 1 + x + y )
と変形したらどうなるんでしょうね?
後々検証してみたいです。