しっしーのお計算ん向上委員会

計算の解説に究極特化してます。計算は、すっごくたのしい遊びだよ!!

有理化・2の巻

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分母と分子両方に項が3つかつ根号付きパターンです。

 

苦手な人はお手上げになってしまう、かもしれませんね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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1行目は

( √2 - √3 + √5 ) × 1 / ( √2 + √3 - √5 )

と見て1 / ( √2 + √3 - √5 )を有理化したものに ( √2 - √3 + √5 )をかけるつもりでこのようにしました。

 

でも慣れてるんだったらこの部分はいらないですね。

 

2行目は( √2 + √3)2 を展開すると答えの一部に5が出てきて( √5 )2 = 5を引いて分母が2√6だけになるので分母分子に ( √2 + √3 + √5 ) をかけます。

 

すると分子は

 ( √2 - √3 + √5 ) × ( √2 + √3 + √5 )

になるのでこれをを計算します。

 

が、バカ真面目に計算すると9回も展開させられるので

 { ( √2 + √5 ) - √3 } × { ( √2 + √5 ) + √3 }

と変形します。

 

3行目は( A + B )( A - B ) = A2 - B2を計算するカンジで ( √2 + √5 )-  ( √3 )2 を計算、

( √2 + √5 )2 を暗算します。

 

すると4行目の式が得られるので後は好きにして答えを出す、ということで。