恐竜博2019に行ったことある人も満足させたる。
みなさんこんにちは、しっしーです。
恐竜博2019に行ってきたので感想などをいろいろと書いていきます。
最初のトピックはコレ!!
デイノケイルスの腕です。
こんな腕した奴が昔いたんか・・・とみんな驚いたことでしょう。
デイノケイルスは、テリジノサウルスの仲間でそれらはみんなこんな腕をしていました。
外敵を追い払う以外にも、アリ塚を崩すために使われたという説があります。
ところでコレ、円周率のπに見えるっていうの無い?
ARKやってる人はブルっと震えるかもしれないやつ。
強制騎乗解除とか強制騎乗解除とか強制騎乗解除とか。
次は、デイノケイルスの全身復元骨格!!
あの腕を見るに肉食かな?と思われるでしょうが、口が草食恐竜みたいな感じなのでおそらく雑食でしょう。
口は草食恐竜、腕は肉食恐竜etc.みたいな見た目してたらそりゃみんな怪訝そうになりますわな。
まるで鵺みたいな恐竜ですね。
次は日本の恐竜!!
↓実物
実物が約8割くらい出たそうですがそれは快挙ですよ。
他にも丹波竜やフクイラプトルなど、日本独自の恐竜は多々いれどみんな化石が少数しか出土していないからです。
メジャーどころもぼちぼち。
ティラノサウルスの愛称といえば「スー」が浮かびますが他にも増えた模様。
・・・発掘現場にスコッチウイスキー持ち込んでたんかいィ!!!
ちなむと俺はスコッチならマッカラン、シーバスリーガル、バランタイン(17年)が好きやな。
トリケラトプス類は、フリルの形状が全然違うものであっても同じ種類だった、てことがたまにあります。
例えばカスモサウルスだと思ってたら実はトリケラトプスの若個体だった、トロサウルスだと思ったら実はトリケラトプスだったなんてことが有り得るということです。
昔はKT境界て言われてたけど今は変わったんやなぁ。
これが恐竜絶滅は隕石がもたらした説が発生したきっかけ。
なんか変な層がある、調べたらイリジウムだった。
イリジウムは隕石に含まれてるから隕石が落ちたんだという思考プロセスを経てそのような説が生まれました。
でも人によっては懐疑的になるでしょう。
そもそも地球はいくつもの隕石が衝突を繰り返して形成されたものだからイリジウムは地球内にあって当然だと。
しかし、そのイリジウムは地球内部奥深くに沈み、地表には出現しないのです。
したがって外核or内核から湧いたものという説が否定され、やはりK/Pg境界のイリジウムは隕石によってもたらされたんだという推測がなされるのです。
イリジウムそのものは地球にもあるけど地表に出てこない、だから隕石が衝突したのでは?という説が出てきたんですよ。
恐竜ではないけどまたすんごい発見をしましたな。
この恐竜博は、これらの人たちのお力添えがあって開催できたのです。
この人たちだけじゃない、足を運んだあなたもまた協力者のひとりなのです。
大学生の時、博物館学をハンパに学んでいてそれで知ったことなんですけど今回のようなスケールの大きい展示は企画~実現までに3年を費やしています。
ちなみに右下の佐藤たまきさんは、フタバスズキリュウに学名フタバサウルス・スズキィを与えた立役者です。
化石は、岩ごと石膏にくるんで運びます。
これぞ大改革ビフォーアフター。
こっから掘り出すんですね~。
このようにクリーニングをします・・・ん?右下になじみ深い箱が…
キ ム ワ イ プ
恐竜博2019において言いたいことははただひとつ、
上のイラストがかわいい。