1日1.5時間、数Ⅲを独学して50日で修得するための6の条件
これは理転した人向けの記事。
そして、
コロナ禍で生まれたおうち時間の過ごし方に対する提案
でもある。
数Ⅲを、独学してみないか?
俺は國學院大學生のときの夏休み、白チャートを使って
(1日90分)×50日
でマスターした。完全独学で!!!
これからそれを可能にするための方法、条件を教える。
一般に、理転した受験生が数Ⅲを独学してどのぐらいの期間でマスターするかを求める公式がある。
(1日90分)×(50日)×( 7- a )
ただし、a= (以下の6つの質問に当てはまった数)
・十分な計算力がある
・ⅠAⅡBがほとんど頭に入っている
・極限は、そもそも理解をしない
・白チャートなどといった初学者向けの参考書を的確に選ぶ、そのような情報を獲得できるだけの情報取得力
・強烈な学習動機
・自分の使ってる参考書でダメなら他の媒体を使ってでも物にしてやるという執念
の6つである。
以下、ひとつひとつを説明していく。
十分な計算力がある
これが無いとホンンマに話にならない。
数Ⅲはたかが練習問題、しかしひとつひとつの計算量が多い。
だから計算力無くして数Ⅲに立ち向かうことは、
酸素を吸わないで日常生活を送る
ことと同じだ。
じゃあどうすれば計算力がつくのか?
俺のコンテンツ「お計算ん向上委員会」を使うことや!!!
ⅠAⅡBがほとんど頭に入っている
これもまあ、当たり前だ。
しかし、その条件だけでは不十分だ。
なぜなら、
「ほとんど頭に入っている」
ことの定義がなされていないからだ。
「ほとんど頭に入っている」とは、
実用数学技能検定2級を取得している
1年と2年の進研模試数学の点数、そのアベレージが8割を超えている
この2つのことのうち少なくとも一つを満たしている状態のことを言う。
極限は、そもそも理解をしない
これが出来ていることも条件に入る。
数Ⅲ極限は、まともに理解しようとしなくて構わない。
・・・そもそも、イプシロンデルタ論法のイの字も無い極限なんか理解しようとしたらアカン。所詮高校数学でならう極限は、グネグネしたグラフと直線曲線で囲まれた面積体積を求めるための道具でしかないから。
だからって「極限無くしてええやろwww」とか言うてはいけない。
そうなると数Ⅲ微分積分が入試から消えるけどその場合、「場合の数」「平面幾何」の出題割合が上がる。
「場合の数」「平面幾何」なんか出されてみ、アンタどころか受験生全員解けへんから。
S田S助がSんまにM-1の審査員になってもらうよう打診したんだってさ。
そしたらさNまはこう言ったんだってよ。
さんM 「俺が審査したら全員0点や」
これと全く同じことが起こる。
数Ⅲ微積は時間を食うし計算も多いが、しかしそれさえこなせれば点数は取れる。
極限をカットすることは、その貴重な点数確保手段を失うことでもあり、「場合の数」「平面幾何」の比率が増加し、あと時間もトッポのチョコよりたっぷりに感じられるだろうから難易度も上がる。
平面幾何は一昔の京都大学以上になるし場合の数では一般化されたシチュエーションがゴロゴロ出てくる、そうなれば
場合の数、平面幾何 「俺が出たら全員0点や」
白チャートなどといった初学者向けの参考書を的確に選ぶ、そのような情報を獲得できるだけの情報取得力
世の中が世の中だから数Ⅲ独学を通して2ミリでも多くメディアリテラシー力を付けた方が良い。
偶(たま)に「情報を処理する力が必要」「ビックデータを扱う~」といった話を見かけるだろうが、それらは全て少なくない情報を持っていることを前提にして話は展開されている。
すなわち、令和時代は、
情報を持ってない、持とうとしない人の人権生存権が剥奪される時代になっていく
そんな時代になる、ということ(という意味では生まれた環境で決まることを100%否定するのは不可能な時代に移ってしまった、泣けるね)。
「白を買いました!勉強します!」、スバラシイ。
ただその場合何をやるか何をやらないか、使い方が重要だ。
といっても一言で終わる。
コンパス4、5の問題は絶対に解いたらアカン。
最初は答えを見ながらで良い、1行1行をどうしてそうなるかを理解しながら進める、そして一通り終わったら例題を見ないで解く、解けなかったらまた理解してやり直す。以上。
あと教科書も買っておくように(それを売る会社があって俺みたいな貧弱一般人でも買える)。
白とネットを使えば原理もまあ分かるけどそれでも教科書はあって損しない。
強烈な学習動機
大学3年生(1留してるが)のとき、俺は和算で有名な関孝和の本を読んだ。
このブログでも 円周率を小数第3位まで求めている がそれは積分という神ツールがあってのことだ。
江戸時代の日本には座標平面の概念が無かったから当時の関孝和は微分の概念になんとか辿り着いた止まりだった。
だから円周率は正n角形の辺の長さを求める以外に無かった。
そこんとこを読んでたら無限級数やsin,cosの積分が出てきた。
無限級数て何だよ、てかそもそもsinやcosは積分出来んのかよ。どっかの県知事が吐き捨てた暴言「サインコサイン覚えて何になる」とかそんなのどうでもいい、sinやcosお前はどうすれば積分出来るんだよ。
あの時の驚きは死ぬまで忘れないだろう。
いや死んでも六文銭の代わりに持参して閻魔大王に謁見したらいかに自分が数学啓蒙、人々の計算力up活動を通してどれだけ未来の地球に貢献してきたかを説明して口説き倒して役小角みたいに現世にカムバックしてやるわ。
んで、驚いたあと、こう思った。
無限級数を知りたい、sinやcosの積分が出来るようになりたいいや数Ⅲ出来るようになりたい!!!
そして数検2級を合格を確信して受け終わった帰り道、俺は白チャートとスクラムを組んだ。
自分の使ってる参考書でダメなら他の媒体を使ってでも物にしてやるという執念
俺は基礎学力があったからか勉強スタイルが合ってたからか、積分法まではスムーズに進んだ。
しかし、置換積分から理解スピードがトリックルームを受けたフェローチェと同じぐらい落ちてしまった(尚、レジエレキはある条件を満たすとトリルをぶち抜けるらしい)。
そして、答えを見て一字一句コピーするという禁忌を犯してしまった(だから俺は解法暗記に走る人を責められない、そら分かんなかったらそうしちまうよな)。
教科書と白チャートだけで理解、習得は不可能と考え、ネットにある教材の使用も考えた。
で、たまたま受験数学化学物理の解説サイト『受験の月』に出会い、モノにしようと励んだ。
出来た。
様々な媒体を頼り、見事数Ⅲをマスターした。
が、途中で諦めて自分に合った教材をサーチしなければ習得は不可能だったろう。
途中で諦めかけていた俺を支えてくれたのは関孝和の本を読んで受けた衝撃と積分までやっといて今更やめられるか(という置かれた状況によってはサンクコスト効果的に悪手とされかねない)という考えだった。
経済学部生でもなければ早慶上智といったおツムの出来てる人でもない、GMARCHよりレベルの低い大学それも私立文系が勉強したんだ、それはもはや執念と言って差し支えないだろう。
以上が1日1時間半、数Ⅲを独学して50日でマスターするための条件である。
この記事以外のも読んでくれる方もいらっしゃるだろう。
そんな人は改めてブログ全体を見渡して欲しい。
さすれば気づくだろう。
GoogleAdSense広告がどこにも無いことに。
そりゃ設置すれば金は稼げるよ、でもあえてあぶく銭をドブに捨てることで
こんなにも有用な記事をタダで発信しているヤバイ奴がいる
ことを知らしめることが出来る。
そんなヤバイ奴は頼まれても無いのに勝手に広まる。
悪事は千里を走るが頭おかしい人がいる知らせは銀河を駆け巡るのだ。
ただ、このブログはGoogleが必要とする、適切に考える力を養う手段のひとつである数学に取り組むのに必要な基礎体力を養成している、だから
Googleが求める力、それを身に付けるのに欠かせない力をこのブログが与えている
→このブログを使うことでGoogleのお眼鏡にかなう人材が増える
→Googleがさらに成長する
というように当ブログの検索順位、SEOを決定する企業に旨味がもたらされるのだ。だから、
おいGoogle、
俺のブログを優遇しろ。
神をも恐れぬ口調しているところまで読んでくれた人はこの記事と管理人をRTするなり世間話するなり酒の肴にして欲しい。
まあ、Googleの御方様と直接顔を合わせたら土下座するがなwwwwww