しっしーのお計算ん向上委員会

計算の解説に究極特化してます。計算は、すっごくたのしい遊びだよ!!

通分・65の巻

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分散を求める計算です。

 

が、コレを入試本番で計算させたトンデモ大学がありやがった。

 

大問1つに要求されたものがほぼ10割計算力なだけあって私の所要時間は20~25分でした。

 

時間配分的にはそこまで問題は無いように思いました。

 

コレ、元職場での休憩時間中にやったんですけど与式のおぞましさ故か、いつもは気にしてなかったのにコイツの計算だけ近くにいた店長がめっちや覗き込んでました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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 本当は紙1枚で済んだんですけど文字サイズの都合で2枚分けにいたしました。

 

 2、3行目では素因数分解一辺倒。

 

4行目の式を導くにあたり、メモ要領で分子と分母にどんな素因数が出てくるかを抜き出しました。

 

上から下に第1項分子、第2項分子、・・・と書いてます。

 

で、まとめて4行目の式を得ます。

 

5行目で通分、6行目で計算しやすいよう素因数をまとめ

9081 × 165

= 9081 × 100 + 9081 × 60 + 9081 × 5

で行きましょう。

 

32932 は( 3300 - 7 )2 と見て33002 は( 33・100 )2 として計算は最小限に抑えましょう。

 

最後に 14983650 - 10843849 の引き算をさせられます。

 

こういうときにwithout繰り下がり引き算が太陽よりも輝くのです。

 

波乱万丈な計算を経て何とか答え

4139801 / 108900

にたどり着けました。