switchを買えないからかわりに
を読みました。
自分は初代からやっていて、しかもレッツゴーピカブイがリリースされた、とあらばもう読むしかない。
で、パラパラめくって分かったことをいくつか。
まずはじめに、この本全てがポケモンの開発について書かれてる、のではありません。
全体のうちの3~4割といったところです。
むしろメインはゲームフリークの活動、といってよいでしょう。
ポケモン、初代は150体(151)いるんですけどそれぞれに詳細な設定をし、そのように動かすつもりだったそうです。
が、ゲームボーイ自体の性能が低くて代わりに図鑑に書き込んだそうな。
にしてもなんでインドぞうだけが犠牲にならなあかんねん、東京タワーが出てくんねんといったツッコミをせざるを得ませんが。
ゲーフリはゲーム作るとこだから最初はりかけいのおとこ男性ばかりだったけど会社を成長させるためにも女性を採用しまして。
すると大体察しはついてるでしょうがまあその通りで、その女性が今でいうサークルクラッシャーだったみたいで人間関係がリフレクターやひかりのかべをかわらわりされたようにぶっ壊れて10人いたのが5人まで減りました。
もともとポケモンはバリエーションが65535種類あってそれらを通信で繋ぐ構想がありました。
しかしそれでは多すぎるとチャンピオンになるも主人公に負けたら父親にボロクソ言われたライバル任天堂の宮本さんが言ったからそれはIDナンバーを発生させるプログラムになったそうです。
当初は7パターンで設定していましたが、制作ラスト付近でシンプルにして「赤」と「緑」に決定されました。
初期構想には、ポケモンを購入するとかホテルがあって使い、その中にポケモンの回復装置があるなどがありました。
初代やってたらピンと来るでしょ?
おつきみやま付近にポケモンセンターがあってそこに500円でコイキングを売るひとがいたじゃないですか。
タマムシシティ内にりょかんがあったじゃないですか。
もしかしたらそう描写されていないだけでポケモンセンターにはトレーナーの宿泊施設が内蔵されているのかもしれませんね。
一部パーキングエリアに宿泊施設が備わっているみたいに。
それらは開発初期に考えられていたことの名残だったんだ、とわかったことが最大の収穫でした。
ポケモンを作る前は何をしていたか、主要人物が加入するところが書かれているので製作者のことが気になったら読んでみてはいかがでしょうか。