式の計算・文字式の利用
いきなりですが、29日を「肉の日」と言ったりします。
これは肉を「ニク」と読むことから名付けられたのですが、29日の丁度一週間前の22日にも○○の日みたいなものがあります。
○○に入るのは何かわかりますか?
・・・実は22日は、ショートケーキの日でもあります。
ショートケーキの上にイチゴが乗ってたりしますが、イチを1、ゴを5で15として、カレンダーを見ると22日の真上が15日だから22日がショートケーキの日になったのだそうな。
ここまでで15日、22日、29日が出てきましたが、15と22と29を足してみて下さい。
66ですね。
また、66は3の倍数です。
今度はカレンダーで、タテに3つ並んだ数を見てみましょう。
その3つの数を足し合わせて得られる数にはどんな性質があるでしょうか?
いくつか確かめてみると、それら全てが3の倍数になっています。
実はある特定の日をa日として、上下に日付があるとして
(a日の上の日)+(a日)+(a日の下の日)
=(3の倍数)
が成り立ちます。
このことは、文字式を使って説明できます。
1週間は7日間あります。
ですから
(a日の上の日)=(a-7)日、
(a日の下の日)=(a+7)日
です。
したがって、
と計算できます。
したがって、タテに3つ並んでいる数の和は3の倍数になります。
以上、一か月が30日以下の2、4、6、9、11月は「西向く士(サムライ)」で覚えましょう、という話でした。
式の計算には等式の変形というものがあります。
そこで何をするのかをざっくり言うと
の ? にどのような式が当てはまるのかを求めます。
早速 ? にはどんな式が入るのか求めてみましょう。
はじめに
とします( a > 0 , b > 0)。
すると
つまり S= ab / 2 です。
この式を最終的に b = ~ の形にしなければなりませんから・・・
よって、?= 2S / a でした。
今度は 2x - 4y = 7 を x = ? の形にしてみましょう。
それには 2x - 4y = 7 の左辺をxだけにしなければなりませんから・・・
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