図形の移動・用語・記号
それでは、中学数学初の図形編に突入します。
初めに図形の移動について説明します。
図形の移動は主に3つあります。
平行移動、回転移動、対称移動です。
まずは図形を扱う時に用いる用語、記号について説明します。
用語、記号については主に直線、三角形、平行、角の表し方、垂直などを説明します。
1-1 直線
直線は、ふつう左右または上下に限りなくのびているものと考えます。
その直線のうち2つの点A , Bを通る直線は1つだけです。
その2点を通る直線を直線ABとします。
その直線ABのうち、AからBまでの部分を直線ABといいます。
1-2 半直線
線分ABを、Bのほうへ真っすぐのばしたものを半直線ABといいます。
1-3 三角形
1-4 線分の長さが等しい
線分AB、線分CDがあります。
その2つの線分が等しいとき、AB=CDと書きます。
1-5 2つの直線が平行
1-6 角度の表し方
1つの点Oから出る2つの半直線OA,OBによって角が出来ます。
その角を記号∠を使って∠AOBと書き、“∠”は「かく」と読みます。
また、∠AOBと∠CODとの大きさが等しいとき、∠AOB=∠COD
と書きます。
1-7 垂直
2直線が垂直であるとき、一方の直線を他方の直線の垂線といいます。
また、線分ABと直線lが垂直であるとき、記号⊥を使ってAB⊥lと書きます。
また、線分を二等分する点を、その線分の中点と言います。
さらに線分の中点を通り、その線分に垂直な直線をその線分の垂直二等分線と言います。
用語、記号について説明したので次は図形の移動です。
2-1 平行移動
平行移動とは、ある図形を、一定の方向、距離だけ動かす移動のことを言います。
2-2 回転移動
回転移動とは、ある点を中心として、一定の角度だけ回転させる移動のことを言います。
また、中心とする点を回転の中心といいます。
2-3 対称移動
対称移動とは、図形をある直線を折り目として折り返す移動のことを言います。
また、折り目の直線のことを対称の軸と言います。